2016年11月22日火曜日

ゼミの内容

みなさん、はじめまして!町村ゼミ3年のひさしと申します。
ゼミ新歓の季節になってきましたね!?ブログもぼちぼち更新していきます!!
ブログ投稿第1弾として!「町村ゼミでは一体全体、どんな活動をしているの?」という疑問を解消すべく、ここではゼミの内容について紹介します!

ゼミ選択に迷っているキミ!ゼミのことなんてまだ何も考えてないキミ!もうすでに希望のゼミを決めつつあるキミ!たまたまこの新歓ブログに足を踏み入れてしまったアナタも!是非、この記事を読んでゼミ選択の参考にしてくれれば幸いです。
がんばって書いた甲斐があります笑
でも2年生のこの時期僕はまだゼミのことは考えてなかったかも…

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軽く自己紹介をしておくと、私(ひさし)はゼミでは係りとしてゼミ幹をやっております。
ゼミ幹=たぶんゼミナール幹事の略?
仕事はいちおう、ゼミ代表とかまとめ役らしいのですが、かれこれ半年ほどゼミ幹をしていても、どんな仕事をしたのか覚えていません笑
たぶん飲み会で乾杯の音頭を取るぐらいです笑
もう1人のゼミ幹である井上さんが仕事を全部僕に代わってやってくれているんでしょうね(恐縮)



まあ、そんなことより早くゼミの内容について書けよ!というみなさんの思いがパソコンのディスプレイを通じて伝わってきたので、本題に移りましょう。

簡単に町村ゼミに入るとする事を並べるとこんな感じです↓
1.社会学を学ぶ
2.仲間たちと町村先生と本を読む
3.本の内容をもとに議論する
4.3年生でゼミ論を書く
5.4年生で卒論を書く

細かいイベントのようなものは他にもたくさんありますが、ゼミの活動のメインとなるのはこれらのことですね。
詳細やその他楽しいイベントについては他のブログの別の回に譲ります(サボり)
とある回のゼミの様子
たまたま質問紙調査の集計方法を先生がレクチャーしてくださっていました


●社会学を学ぶ

町村ゼミでは主に社会学を学びます。理由は、イギリスの社会学者ギデンズさんの書いた分厚い”Sociology”という教科書を3年生の間、輪読するからです!(こじつけ)

そもそも社会学部っていうのは、社会学(Sociology)じゃなくて、社会科学部(The Faculty of Social Sciences)”の略らしいですよ。知ってた?!
実は商学・経済学・法学も立派な社会科学なんです
つまり「社会学部の授業」っていうのは、必ずしも社会学を学ぶわけじゃないんですよね。

とはいえ、社会科学において代表的な存在の一つである、社会学の考え方は社会科学全体に広く影響を及ぼしています。それゆえ教育社会学、言語社会学、国際社会学などなど挙げればキリがありませんが、多くの学問分野で社会学が応用されています。
町村先生は社会学の大家と言っても過言ではない先生ですので、学問の基礎として社会学の理論について教えていただくには最適な先生のひとりでしょう!
「社会学、社会学」言ってますが、先生の1番のご専門は都市・地域社会学です^^;

で、肝心の「社会学ってなんでしょうか?」って聞かれると、

「…………………(ぎくっ)

ってなります。町村先生に言わせてもたぶん「そんなこといやらしい質問されてもこまっちゃう(語尾がかわいい)」っておっしゃると思います(うそ)

でも社会学が何か、って考えると結構難しくて困りますね。。。
是非、ギデンズの教科書を読んでください!
よくある回答としては、「市民革命と産業革命によって生まれた近代社会が持つ問題を調査・分析・理論化・解決しようとする学問」とかかなと思うのですが、自分でも何を言ってるのかよくわからないです(汗)
近代社会を生きる我々にとって、日常を通して実感することを理論的に考える学問だから、身近に感じられて僕はおもしろいと思いますね。
適当なこと語ってるんで恥ずかしくなってきました笑。是非僕のゼミテンや先生に「社会学って何ですか?」って聞いてみてください!


●仲間たちと町村先生と本を読む

どこのゼミでもよくやる「輪読」ってやつしてます
本読んで、担当者レジュメ作って、発表~」みたいなやつです

基本的に1年中、先ほども紹介した”Sociology”という世界中の社会学を学ぶ人が使う標準的な教科書を読みます。著者のAnthony Giddensはブレア政権のブレーンとしても有名な社会学者です




カンの鋭いアナタ!正解です!この教科書は英書です!

「え…英文なんて大学1年のときからマトモに読んでない…」

なんて心の声も聞こえてきそうですが、ダイジョウブです!!

この本、なんと1200ページぐらいあるのですが、一部の章(3分の1もない笑)1年かけてゆったりと議論を深めながら(ダラダラ?)読んでいきますので、予習も十分間に合うでしょう。
1週間で十数ページも進めば速いほうです。先生のありがたいご解説などの時間も含めると、輪読の進度はかなり遅くなります…^^;
英文自体、社会学入門者向けの平易な文章なので、大学受験の英語を乗り越えた皆さんなら、何の問題もないはずです!

本の内容は、簡単に社会学の歴史、理論、心得を学んで、そのあとトピック別に議論していくような内容になっています。
多種多様なテーマがあるので、きっとみなさんが関心を抱くようなテーマがあるでしょう
興味ある方は是非、図書館にも置いてありますのでのぞいてみてください!!


●本の内容を議論する

これがやってて楽しいのですが、章ごとにいる担当者(大体ふたり)が発表をしたあと、その内容に即した議論をおこないます。
論点は教科書内に挙がっているものを参考にしたり、発表者またはそれ以外の人が挙げたものだったりします。自分の気になることを好きに議論できるので、ためになりますね

たとえば
さっき’Cities and Urban Life’という章をみんなで読んでいたのですが、
「ロサンゼルスや大阪などの、「ビジネス・金融サービスにとって主要な中心地」は東京やNYなどとどう違うか?あるいは同じなのか?」
とか
「無線や携帯電話の普及は、現実世界のコミュニティのつながりを強くしたか、あるいは人々をより孤独なものにしたか。(日本では…?)
とかいう論点がでました。

「なんだか難しそう」「そんなこと話して意味あるの?」
なーんて、声が聞こえてきそうですが、あくまで教科書の内容に基づいて議論しているので、みんな発言をしまくって議論は頻繁に白熱します!で、収拾がつかなくなります笑
こんな自由なテーマで議論ができるのは今がきっと最後ですよ…!!


3年でゼミ論を書く

これが町村ゼミ最大の特徴だといえるでしょう。3年次におこなうゼミ論作成です。

ゼミ論とは、
~3年生の夏休みに行うゼミ合宿での調査をもとに書かれる、血と汗と涙とが詰まった努力の結晶のこと~
のことです。※町村ゼミの場合

詳しくは次回以降のブログの投稿で紹介していこうと思いますが、毎年夏休み中に4日間ほど、全員で決めた調査地にいき、いろんな人にインタビューや質問紙調査をしてそれを元にちょっとした論文を書きます。今年は金沢に行ってきました!
ゼミでここまで社会調査を体験できるゼミは社会学部の中でも少ないと思いますよ~
社会調査士資格の実習科目(G科目)に認定されております~
毎日、夜までゼミテンや先生と一緒に過ごすので、ゼミ生同士の仲もグッと深まること間違いなしですね!

ちなみに現在三年生はこのゼミ論の作成にみな喘いでおります…()


4年で卒論を書く

4年生になると学部を卒業するために全員書くことになっているアレです、つまり卒論を書きます。

4年生のゼミは、3年生のときと同じように各自の興味に合った文献を輪読して(たしか今年はハーヴェイとか読んでました)、並行して卒論の中間報告を繰り返していくみたいですよ(よく知らない…)

個人的な話になってしまいますが、ゼミ選択の理由として、先輩方の卒論のタイトルとか見てて、「他のゼミでは研究テーマがなんだかんだ近いのに、町村ゼミはいろんなテーマがあって自由なことができそうだなー」っていうのも大きかったですね
ただしなんだかんだ先生のご専門である地域・都市社会学に関連したテーマが一番多い(といっても3割ぐらいだと思います)かな、って思っています
もちろんどんなテーマにでも社会学、地域・都市社会学の考え方は応用できますしね
先生の度量の広さを表していますね~

気にするかどうかは自由ですが、気になる方は、先輩方の卒論は図書館で現物を書庫から取り出してもらえますし、タイトルだけなら町村先生のHPで見ることができます
紹介しておきながら20161122日現在、先生のHP改修中っぽいです…
図書館で検索してみて~



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はい!ここまで長々しくゼミの紹介をしてきましたが、ちょっと長すぎて読むの疲れましたかね?
僕も書き疲れました
町村ゼミの実態が少しでも伝わりましたかね?!?!

僕はこのゼミの同期や先生、内容、先輩方も含めて、みんな大好きです!
ぜひ一度、説明会オープンゼミに足を運んでいただけたらと思います。

次回は、佐藤くんがゼミテンの紹介を面白おかしくしてくれるらしいですね
ここでハードルを上げる
佐藤くんは最近、オサレ系黒の丸めがねを購入して、天狗になっているので、僕はいままでのウケ狙いの芸人キャラに戻ってほしいと思っています()


では、またお会いすることがあれば!

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